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No.54新着 上方漫才大賞からTHE SECONDまで 年齢や芸歴や性別で分けて競う、もう一つの賞

M-1グランプリのほかにも、芸歴を問わない上方漫才大賞(1966年〜)、新人の登竜門のNHK新人演芸大賞(1956年〜)、女性芸人の大会THE W(2017年〜)、結成16年以上の漫才師の大会THE SECOND(2023年〜)がある。2025年のTHE Wはニッチェ、2026年のTHE SECONDはトットが優勝した。

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登録日時
2026年10月23日 23:51
出典を確かめた日
2026年10月23日
分野
賞レース
立場
事実・データ
タグ
漫才新着落語新着女性芸人新着上方新着テレビ新着ラジオ新着
芸人・番組
上方漫才大賞、NHK新人演芸大賞、THE W、THE SECOND、ニッチェ、トット
資料の種類
事典・概説
年代
1956年〜

本文と出典

あらまし

お笑いの賞はM-1グランプリ、キングオブコント、R-1グランプリの3つだけではない。
関西には1966年から続く上方漫才大賞があり、NHKには新人を対象にした大会が1950年代から続く。
2017年には女性芸人だけが出られるTHE W、2023年には結成16年以上の漫才師が出るTHE SECONDが始まった。
出られる人の条件がそれぞれ違い、M-1などの大きな大会がすくいきれない芸人を拾う形になっている。

主なできごと

・1956年 NHK新人漫才コンクールが始まったとされる
・1966年 ラジオ大阪が上方漫才大賞をつくる
・1972年 NHK新人落語コンクールができる
・1986年 NHKの2つのコンクールを統合し、NHK新人演芸コンクールに
・1989年 ダウンタウンが25歳で上方漫才大賞の大賞を受ける
・1990年 NHK新人演芸大賞に改称
・1999年 関西テレビが上方漫才大賞の主催に加わる
・2014年 NHK新人演芸大賞が、NHK新人お笑い大賞とNHK新人落語大賞に分かれる
・2017年 THE W 第1回。優勝はゆりやんレトリィバァ
・2023年 THE SECOND 第1回。優勝はギャロップ
・2025年 上方漫才大賞で銀シャリが初めて大賞。THE SECONDはツートライブ、THE Wはニッチェが優勝
・2026年 THE SECONDに過去最多の152組が参加し、トットが優勝

上方漫才大賞

上方漫才大賞は、上方の漫才を盛り上げ、たたえるために、ラジオ大阪が1966年に始めた賞である。
1999年から関西テレビも主催に加わり、「上漫」と呼ばれている。
いま続いている漫才の賞の中で、年齢や芸歴を問わずすべての漫才師から選ぶのはこの賞だけとされる。
賞は大賞(200万円)、奨励賞(150万円)、新人賞(100万円)の3つで、ふだんは4月に公開の催しで発表される。
記録では、ダウンタウンが1989年に25歳で大賞を受け、フットボールアワーは結成から5年の2004年に大賞を受けた。
最も多く大賞を受けたのはオール阪神・巨人の4回である。
2025年の第60回では、銀シャリが初めて大賞を受けた。
2026年4月7日の第61回では、金属バットが奨励賞に選ばれた。

NHK新人演芸大賞

NHKの新人の大会は、1956年に始まったとされるNHK新人漫才コンクールと、1972年にできたNHK新人落語コンクールにさかのぼる。
1986年に2つを合わせてNHK新人演芸コンクールとし、1990年にNHK新人演芸大賞と名を改めた。
2014年からは、結成10年未満のプロの芸人が出るNHK新人お笑い大賞と、入門15年未満のプロの落語家が出るNHK新人落語大賞に分かれている。
演芸部門の大賞には、爆笑問題(1993年)、ブラックマヨネーズ(2002年)、ナイツ(2008年)、令和ロマン(2020年)などが名を連ねる。

THE W

THE Wは吉本興業と日本テレビが主催する女性芸人の大会で、2017年に始まった。
女性であれば、プロかアマチュアか、芸歴、事務所、芸の種類、人数を問わず出られるが、男女のコンビは出られない。
2019年からは、芸人6人が1人1票を入れ、視聴者の投票も加える投票制で決めている。
優勝賞金は1,000万円である。
王者は、ゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうが、にぼしいわし、ニッチェと続く。
2025年12月13日の決勝で優勝したニッチェは9代目の王者で、所属するマセキ芸能社にとって初めての大きな賞レースの優勝だった。

THE SECOND

THE SECONDはフジテレビが制作する漫才の大会で、2023年に始まった。
出られるのは結成16年以上のプロの漫才師で、結成15年以内が条件のM-1グランプリを卒業した世代のための大会といえる。
ネタは6分で、観客100人が1組に1点から3点をつけ、300点満点で競う。
6分30秒を超えると減点され、優勝賞金は1,000万円である。
王者は、ギャロップ(2023年)、ガクテンソク(2024年)、ツートライブ(2025年)、トット(2026年)である。
2026年は過去最多の152組が参加し、5月16日の決勝で、2009年結成のトットが4代目の王者になった。

なぜ受けたのか

年齢、芸歴、性別のどれかで出場者を分けると、同じ条件の芸人どうしの勝負になり、大きな大会では埋もれがちな芸人に光が当たる。
とくにTHE SECONDは、M-1に出られなくなった中堅やベテランの漫才を、ゴールデンタイムに見せる場になった。
観客100人が採点する方式は、プロの審査員とは違う物差しで漫才を選ぶ試みである。

評価の分かれる点

女性芸人だけの大会であるTHE Wには、性別で分ける必要があるのかという問いと、女性芸人が目立つ場を確保する意味があるという考えの両方が成り立つ。
観客が採点するTHE SECONDの方式も、客席の反応を重く見る点はわかりやすいが、ネタの作りまで評価できるのかという問いが残る。

くらさんの考察

上方漫才大賞は、芸歴を問わず一年の活躍で選ぶ点で、勝ち抜き戦のM-1とは役割が違う。
M-1の「15年以内」とTHE SECONDの「16年以上」がちょうどつながっているように、条件の違う賞が増えたことで、芸人はどの年代でも目指せる大会を持つようになったと考えられる。

ジージへの問いかけ

・上方漫才大賞の大賞を、ジージが覚えている中でいちばん印象に残っているのはどの漫才師でしょうか。
・女性芸人だけの大会があることを、どう思いますか。
・ベテランの漫才を観客100人が採点する形は、漫才のよさを測れていると思いますか。

出典

・ウィキペディア「上方漫才大賞」 https://ja.wikipedia.org/wiki/上方漫才大賞
・デイリースポーツ「銀シャリ 念願の上方漫才大賞受賞」 https://www.daily.co.jp/gossip/2025/04/12/0018863668.shtml
・ウィキペディア「NHK新人演芸大賞」 https://ja.wikipedia.org/wiki/NHK新人演芸大賞
・ウィキペディア「THE W」 https://ja.wikipedia.org/wiki/THE_W
・デイリースポーツ「『THE W』優勝のニッチェが粗品の辛口採点に恐怖と感謝」 https://www.daily.co.jp/gossip/2025/12/13/0019812058.shtml
・ウィキペディア「マセキ芸能社」 https://ja.wikipedia.org/wiki/マセキ芸能社
・ウィキペディア「THE SECOND 〜漫才トーナメント〜」 https://ja.wikipedia.org/wiki/THE_SECOND_〜漫才トーナメント〜
・マイナビニュース「THE SECOND 2026」エントリーの記事 https://news.mynavi.jp/article/20260116-3979043/
・デイリースポーツ「トット桑原」の記事 https://www.daily.co.jp/gossip/2026/06/26/0020520917.shtml

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