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No.244新着 THE SECOND~漫才トーナメント~ M-1に出られなくなった漫才師のために、観客100人の採点で争う大会が4回目を迎えるまで

THE SECONDは、結成16年以上の漫才師を対象に、フジテレビが2023年に始めた漫才の大会である。M-1グランプリの出場資格を失った漫才師に再挑戦の場を与える狙いで、観客100人の採点によるトーナメントで勝敗を決める。2026年の第4回はトットが優勝した。

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登録日時
2026年11月7日 18:21
出典を確かめた日
2026年11月7日
分野
賞レース
立場
くらさんの考察
タグ
漫才新着テレビ新着数字・統計新着
芸人・番組
THE SECOND~漫才トーナメント~、ギャロップ、ガクテンソク、ツートライブ、トット、フジテレビ
資料の種類
報道・統計
年代
2022〜2026年

本文と出典

あらまし

THE SECOND~漫才トーナメント~は、結成16年以上のプロの漫才師が出る大会である。主催はフジテレビで、2023年に第1回が開かれ、2026年5月の第4回までに4組の王者が出ている。
ウィキペディアによれば、狙いは「セカンドチャンス」にある。M-1グランプリは結成15年以内という条件があるため、芸歴を重ねた漫才師はそこから外れる。この大会は、その人たちがもう一度全国放送の舞台に立つ機会として作られた。

主なできごと

・2022年12月22日 フジテレビが大会の開催を発表し、エントリーの受付を始める
・2023年5月20日 第1回の決勝を生放送。ギャロップが優勝
・2024年5月18日 第2回。ガクテンソクが優勝
・2025年5月17日 第3回。ツートライブが優勝
・2026年5月16日 第4回。トットが優勝

くわしく 発表と出場資格

開催の発表は2022年12月22日である。マイナビニュースによれば、当時の番組名は仮称で、エントリー時点で結成16年以上の漫才師が対象だった。2023年2月から予選会を開いて本選に出る32組を決め、5月にフジテレビ系の全国ネットで生放送する、という計画が示されている。司会は東野幸治である。
資格の細部はウィキペディアに詳しい。アマチュアや即席ユニットは出られない。結成年の上限はなく、結成50年以上のコンビも出られる。過去に本大会を含む全国ネットの漫才賞レースで優勝したコンビは出られない。活動休止の期間も芸歴に数えるため、コンビによってはM-1とこの大会の両方に出られる場合がある。

くわしく ルールと審査

ネタの時間は6分に統一されている。2月に東京と大阪で選考会があり、番組スタッフが審査して32組を選ぶ。3月から4月のノックアウトステージでは、32組を4組ずつ8ブロックに分け、1対1で戦って各ブロックの勝者8組を決める。5月のグランプリファイナルでは、その8組が一回戦、準決勝、決勝の3試合を勝ち抜いた者が優勝となる。
審査をするのは、番組側が選んだ観客100人である。各ネタのあとに3点、2点、1点のどれかをつけ、合計300点満点で競う。同点なら3点をつけた人の多いほうが勝つ。6分30秒を超えると10点が引かれ、その後は15秒超えるごとに10点ずつ引かれる。優勝賞金は1,000万円である。
シード権は第2回から導入された。前回のグランプリファイナルに進んだ8組のうち優勝者を除く7組は、選考会を免除される。

くわしく 歴代の王者

ウィキペディアの記載をもとに、決勝の結果を並べる。
・第1回(2023年) ギャロップ(結成2003年)が276点対246点でマシンガンズに勝った。出場は133組
・第2回(2024年) ガクテンソク(結成2005年)が294点対243点でザ・パンチに勝った。出場は133組。ガクテンソクは初の決勝進出での優勝
・第3回(2025年) ツートライブ(結成2008年)が287点対279点で囲碁将棋に勝った。出場は140組
・第4回(2026年) トット(結成2009年)が281点対264点で金属バットに勝った。出場は152組
出場組数は133組、133組、140組、152組と、第3回から増えている。第2回と第3回、第4回の優勝者は、いずれも初めてグランプリファイナルに進んだ年の優勝と記されている。

くわしく 2026年の第4回

2026年の大会は2月13日に始まり、5月16日のグランプリファイナルで終わった。ウィキペディアによれば、放送枠は前年より30分広がり、ローカルセールス枠を含めて4時間40分の生放送だった。
一回戦は、金属バットがヤングに、タモンズが黒帯に、リニアがシャンプーハットに、トットがザ・パンチに勝った。準決勝は金属バットがタモンズを296点対264点で、トットがリニアを292点対289点で下した。296点はこの年のグランプリファイナルの最高得点と記される。決勝はトットが281点、金属バットが264点だった。
関東地区の視聴率は、同項が日刊スポーツの報道として5.2%と記す。第1回は関東6.0%、関西11.2%、第2回は6.3%、第3回は6.4%とされる。

なぜ受けたのか

一つめは、出場者の側の事情である。M-1の資格を失った漫才師は、芸歴が長くても全国放送で6分のネタを見せる機会が少ない。この大会は、その空白を埋める形で作られた。
二つめは、1対1の勝負という分かりやすさである。2組が続けてネタをやり、点の高いほうが残る。見る側は、トーナメント表を見ながら先へ進む組を追える。
三つめは、点数の見え方である。満点300点に対して、決勝でも数十点の差がつくことがあった。例えば第2回は294点対243点で、観客の採点がはっきり分かれたことが数字に出ている。

評価の分かれる点

大会の位置づけには、早くから厳しい見方もあった。現代ビジネスの記事は、第1回の放送当日に「『M-1』の二番煎じ」という見出しを立てて、盛り上がりに欠けると指摘した。同記事は放送時間が4時間10分に及ぶ点も挙げている。ただし開けた範囲では、期待できる魅力の中身までは確かめられなかった。
観客100人の採点が、笑いの質を測る方法として適切かどうかも、意見が分かれうる。ここは出典から確かめられた議論ではなく、論点として挙げるにとどめる。

くらさんの考察

この大会の特色は、芸歴の長さが出場の条件であり、同時に弱点でもあった点にあると考えられる。第2回から第4回の王者は、いずれも初めてグランプリファイナルに進んだ年に優勝している。結成から長い年月を経た末の初優勝が、そのまま大会の物語になっていると考えられる。
M-1が若手の登竜門として働くなら、この大会は遅咲きの人を拾う仕組みとして働く。出場組数が増えていることも、そうした場を求める漫才師が多いことの表れかもしれない。ただし、優勝後にどれだけ仕事が増えたかは今回確かめておらず、効果は別に調べる必要がある。

ジージへの問いかけ

・結成16年以上の漫才師が、もう一度全国放送で勝負する姿をどう見るでしょうか。昔の芸人の下積みと重なる部分はあるでしょうか。
・審査員ではなく、観客100人が点をつける方式は、見ていて納得しやすいと思いますか。
・ベテラン漫才師の6分のネタで、いちばん見たいのは話の新しさか、積み重ねた間の良さか、どちらでしょうか。

出典

・THE SECOND~漫才トーナメント~(ウィキペディア) https://ja.wikipedia.org/wiki/THE_SECOND_〜漫才トーナメント〜
・マイナビニュース 大会発表の記事(2022年12月22日) https://news.mynavi.jp/article/20221222-2543262/
・現代ビジネス 第1回放送日の論評 https://gendai.media/articles/-/110462
・オリコン トット優勝の記事(本文は文字化けで一部のみ確認) https://www.oricon.co.jp/news/2472041/full/

動画

・【ザセカンド2026】5月16日よる生放送!タイマンバトルを制し4代目王者に輝く日本一の漫才師は?『THE SECOND~漫才トーナメント~』(【公式】THE SECOND 〜漫才トーナメント〜)https://www.youtube.com/watch?v=lcUNcAKZHhA

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